息子SRにとって山村留学は意義あるものだったのか? その疑問が明らかに!!
中学3年生より地元の中学校へ復帰したものの!
こんにちはノンキーです。
やっとというか、もうというか息子SRは7ヶ月ぶりに帰ってきました。
親元離れ見知らぬ土地で他人のお世話になった成果は、果たして有ったのでしょうか?
4月から地元の中学校へ復帰です。
早速こんな事がありました。
自然学園で同室だったY君としょっちゅう電話しているのです。
この時はまだ携帯電話の普及が始まった頃で、一般的で無かったと思います。
家の固定電話を使ってのことだったと記憶しています。
とにかく、どちらからかけるでもなく常に電話をしているのです。
注意してもその場は収まるのですが、またかけます。
お互い電話代を相当使ったのでは無いかと思います。
息子SRは外出するでもなく、以前の友達と交流するでもなく、自室に閉じこもって電話をしているのです。
自然学園で仲良くなった者同士が、他愛のない話題で盛り上がっていたのでしょう。
あとになって聞いたのですが、実はこのY君が自然学園に留学していた理由は、引きこもりだったのです。
引きこもりという言葉をこの時初めて認識しました。
引きこもりの定義(厚生労働省)は、
仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」 時々は買い物などで外出することもあるという場合も「ひきこもり」に含める。
としています。
お互いの家が離れているため会うことはありませんが、この状態がしばらくは続きました。
その内、話題がなくなったのか飽きたのか電話は止んできましたね。
このY君、息子SRより2~3歳年上で高校生の年齢です。
自然学園での生活でこのY君の影響を、少なからず受けたのでは無いかと思います。
また、こんな事もありました。
通学はじめて間もなくの頃、息子SRが訴えるのです。
同級生のS君が、身に覚えのないお金を返せと言ってくると言うのです。
金額は5千円。中学生とは言え5千円は大金ですね。
このS君聞いてみると、古い言い方をすれば“ガキ大将”的存在。
そして父親は小学校の教師だという。
私は全く知りませんよ。
学校へ行くたびに、お金を返せと言ってくる。
貸した時期は、自然学園へ行く前の事だそうです。
困った息子SRは私に訴えたのでした。
絶対に借りた覚えがないと。
常識的に考えれば、5千円という大金を意味もなく貸すなんて考えられません。そんなに親密だったとも考えらません。
繰り返しますがそれより何より、中学生低学年が5千円も持っていて、それを他人に貸すなんてことをしますかね。
S君の追求が厳しく?て学校に行きたがりません。
所詮、息子SRは気が小さく、大勢に流されやすい、自分という意思表示の弱い性格の持ち主なのです。
これが何に起因するものなのか、この時点では見当もつかなかったのですが。
息子SRの訴えを聞いた私は、息子SRのピンチだと思い、S君の両親へ面談を申し入れました。
当日は息子SR本人も同席するように促しましたが、行きたくないと言います。
会いたくないという気持ちは分からなくもありません。
結局私一人で出向くことにしました。
ご両親ともに待機されており、一部始終を説明して息子SRへの接触をしないことをお願いしたのです。
ただし、ここも当の本人は出かけており不在ということでした。まあ会いたくないのでしょう。
当事者同士が話さないと、事実関係が釈然としませんが、親同士の話し合いでも問題ないでしょう。
先方のご両親は、S君は今後一切息子SRにはかかわらさせないと約束してくれました。
しかし、一言こうも言いました“息子SRは借りたことを忘れているんだ”と。これは子どもS君の代弁です。
でもね、自分の子どもが他人に5千円も貸すという行為をどのように考えているんでしょうね!
事実とすれば、この行為も問題ではないでしょうか。
とその時私は思いましたね。
いずれにせよ、この問題は1件落着ということになりました。
それ以来、学校でのS君からの接触は無くなったと聞いて安心したものです。
いかがだったでしょうか。
なにかすんなり行きませんね。
波乱含みの地元中学校復帰です。
では今回はこれまで、次回に続きます。