続々・息子SRにとって“良かったのか、悪かったのか!? 今でも不明な中学生の時の出来事
息子SRに何故〇〇自然学園の山村留学は合わなかったのか?
こんにちはノンキーです。
前編からの続きです。↓↓↓
休日を利用して、我々は〇〇自然学園へと急ぎました。
とにかく遠いですね、ノンストップで約3時間かかります。
そう言えば2学期が始まり、息子SRが地元中学校に通い出して約1ヶ月になろうとしています。
その間、幾度となく息子SRから電話がかかってきました。
いわゆるホームシックという事ですね。
親元べったりで過ごしてきたわけですから、知らない土地、見知らぬ人たちとの生活は、慣れるまで時間がかかるのでしょう。
ところが電話の頻度が減ってきたと思ったらこれですよ。
疲れますね。
さて、現地に到着して息子SRと面談です。
通された部屋にしばらくして本人が現れました。
思いの外元気そうでしたが、少し気まずそうな顔つきをしています。
事情を聞いても要領を得た返事をしません。
元々、改まった話が不得手な性格なので無理もありませんが、少しはここでの生活状況や感想を言っても良さそうなものです。
私の悪いところですが、少々きつい口調で問い詰め気味に聞いてしまいます。
余計に口を開きません。
しばらく無言状態でしたが、その内部屋を出て行こうとします。
また、少々きつい口調で呼び止めます。
本人が話さないので、私から一方的ですが諭すように話すしかありません。
親の願いは、対人関係(コミュニケーション)の慣れ、通学の定着なのですが、中々道のりは遠そうです。
本人は話しの内容を了解しましたが、その決心のほどは何だか頼りなく不安が残ります。
あまり気に留めてなかったのですが、ここでの山村留学生は息子SRとあと女の子一人のようです。
他の子ども達数人は学園留学生で、地元の学校へは通学していない生徒なのですね。
息子SRと同室の男の子もそうです。
短期間ここでの生活を体験するという体験留学です。しばらくすると地元へ帰っていきます。
あまり規則で縛られない生活と、そこそこ規則的な生活を強いられる環境ではどちらが息子SRに適しているのでしょうか?
今思うとどちらも適していなっかたのでしょうかね。
規則で縛られない生活では易きに流され、規則にはめられるとそこから逃げる、こんな感じではないでしょうか。
しかし、この時は思いもしませんでした。
違和感を感じながらも、息子SRが何とか対人コミュニケーション力、安定した勉強ができる能力を付けて欲しい、その気持だけでした。
そのためには、つい甘えが通用する両親との生活でなく、他人との生活環境を経験することによって、身につくのではという考えだったのです。
我々は、月1回は息子SRの生活の状況を確認するために当地を訪れました。
10月には運動会が催され、家族で出かけ私も競技に参加させていただきました。
騎馬戦では息子SRも騎上で相手の帽子を奪うべく頑張っていました。
妻も声を張り上げ一生懸命応援をしていました。
今では懐かしくもある出来事ですが、当時は何とか息子SRが現地に馴染んで欲しい、仲間と仲良く話ができるようになって欲しい、勉強も少しはして欲しい、という思いでしたね。
妻もそうでしょう。
帰りに同級生に息子SRのことをよろしく頼んでいました。
なんか、山村留学する前よりも、心配の強度が強くなったような感じがしましたよ。
しかしながら我々両親の願いも虚しく、息子SRは段々と不登校への階段を下って行ったのです。
ここ〇〇自然学園での山村留学は、結果的に息子SRには適してなかったのかと思うのです。
〇〇自然学園に問題が有ったのではなく、息子SRの個性が合わなかったということ、そしてそれ以前の問題だったということです。
もっと両親が見極めるべきでしたね。
今回はこれまでにして、次回は〇〇自然学園山村留学の最終回になります。