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そうか!息子は発達障害だったのか !? 親子の葛藤 と顛末記

子供にとって大切な小・中学生の時期、親はどのように対応して行けば良いのか!

 息子SRが不登校になって行く過程を辿ってみました

 

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こんにちはノンキーです。

 

息子SRは中学生になってそれなりに過ごしているように見えましたが、学校での様子は実際に見ることはできません。

 

私と言えば相変わらずの生活で、忙しい、忙しいと仕事に追われ、またプライベートでも殆んどの時間を、自分のために使っているような毎日でした。

 

家族と過ごす時はというと、5月の連休、夏休み、正月休みといった長期の連休ですね。

息子SRが小学生の時から、この長期休暇、特に夏休みには家族旅行によく行ったものでした。

 

子供に早い時期から、住んでいる地域だけでなく他の社会も経験させたいという意図があったのか否か分かりませんが、妻が企画して実施してきました。

家族旅行といっても、宿泊はペンションやユースホステル中心の節約旅行です。

 

こういった旅行は、子供だけでなく親にとっても楽しみなことでしたので、ほぼ毎年1回は実施してきましたね。

 

今になってですが私が思うに、この息子SRが小学生から中学生の時期、つまり人間形成に必要な経験や知識を吸収する大事な時期にもっと、息子SRに寄り添って子育てに専念しなかったのか、通り一遍の対応でなく、その子その子に合った子育てをしなかったのか、心残りがあるのです。

子供の様子を気にかけ、毎日少しでも接することですね。

 

自立が早くできる子にはそれ程手間はかからないと思いますが、息子SRのようなほっておくと、得てして行く道を迷いそうになる子供には、常にアドバイスや指導が必要なのです。

 

間違った道に入ってしまうと中々軌道修正ができません。

 

言い方は適切では無いかも知れませんが、“鉄は熱い内に打て”ですね。

 

いわゆる“手塩にかける”という子育てですよ。

 

この事が私には抜けていたように思います。

 

 

でも一学期の頃は、成績は良くも悪くもなくそんなもんだろうといった感じでした。

 

しかし、段々と勉強も難しくなり、理解が追いつかなくなってくるんですね。

 そんな時は、一般的には親が指導したり、場合によっては塾に通わせたりと最低限のフォローが必要なのです。

 

子供の生来の特性というものがありますが、学校では同一レベルの教育を平等に行っていきますので、後は本人自身か、できない場合は家庭で不足分を補うしかありません。

しかしですね、こういったことも子供が勉学への意欲が無く、周囲のアドバイスや指導を拒否した場合はどうでしょう。

塾通いをしなくなったり、宿題をしなかったりと段々と落ちこぼれの坂を下っていくのです。

 

ここが岐路ですね。

 

ほったらかしになって落ちこぼれてしまうと、その子は他の方へエネルギーを向けてしまいます。

 

 息子SRの場合がそうでした。(あくまでも息子SRの場合です)

 二学期以降、この頃は友達関係でトラブルがあったり(内容については機会があれば書きます)、学校を休みがちになったりと生活に少し変化が見られるようになってきました。

妻はその変化を感じ取り、関係機関に相談したりしていました。

そして時には私にも相談したり、状況を伝えたりもしていましたが、私自身自分のことで忙しく、またのんきな性格も手伝って、そんなに気にすることは無かったのです。今思えばだめなオヤジですね。

 

妻が相談した行政機関とは詳しくは知りませんが、20数年も前のことです、今ほど充実していなく担当者の知識や指導姿勢も何か頼りないものだったようです。

 

当時はというと、子供の“登校拒否”(今で言う不登校)といったことが世間で問題になっていた頃ですね。

行政機関の窓口は、この登校拒否についての相談対応、もしくは登校拒否になるかも知れないというアドバイスが中心だったのでしょう。

それをどうすれば回避できるかとか、対策できるかなどの具体的なアドバイスをするほどの知識は持ち合わせて無かったのでしょうか。

 

余談ですが、現在は発達障害という概念がしっかりできてきた関係で、非相談者は発達障害ありきでのアドバイスになってきていませんかね、そんな気がします。

 

ということですが、息子SRは相変わらずの生活ぶりです。

生来、息子SRは妻に似て明るい性格ですしよく笑います。
勉強に取り組む姿はあまり見かけませんが、本人の目線にあったレベルで日々過ごしていたのです。

家庭で過ごしているうちは、なにもストレスは感じません。

しかしながら、学校へ行く日になるとストレスを感じ、朝が起きれなくなるのです。

時には体の変調が起きるかも知れません。

毎日ではありませんが、時々起きるのです。

 

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こういった日は止むなく学校を休むことになるのですが、これが不登校に繋がっていく兆しなのでしょう。

 

こうなってくると、原因不明の子供の行動に家族が不安を感じ、家族の葛藤が始まって行くのです。

 

息子SRの中学一年生の頃の状況でした。

次回は、その続編を書いていきます。