高校中退した息子SRが最終的に落ち着いた先は!
相変わらず意思表示の乏しい息子SRの最終決断は?
こんにちはノンキーです。
息子SRはせっかく入った高校を2学期で挫折しました。もう学校に行くのは無理なのではと思いましたね。
高校中退の経緯についてはこちらから↓↓↓
しかし親としては、高卒の資格は持たせてあげたいという気持ちは強かったですね。
それで親の勧めもあって、再度気を取り直して高校へチャレンジすることになったのです。それも1学年から出直しです。
しかし公立を受けるほどの能力はありませんし、私立も地元では該当するところは有りません。
そういった状況下でも息子SRはと言うと、新たに高校を受験するのであれば、勉強なり受験先の高校を研究しても良さそうなものですが、本人は全く親におんぶに抱っこで、希望さえ言いません。
勉強をしている様子も皆無です。
真剣さや真面目さ、責任感が全く感じられません。
それでも親としては息子SRのような不登校、引きこもり気味の子どもを受け入れる高校はあるのではと色々探してみました。
すると妻が調べた中に、隣県にそれらしい学校が2校ほどあるようだという情報が有り、私立でしたが両校とも受験してみようということになったのです。
しかし後年になってよくよく考えてみると、この時点で私達は勘違いから、大きな過ちを犯していたのです。
隣県とはいえ、合格すると自宅からの通学はできません。下宿をするか寮生活になります。
過去の実態から見て、果たしてこのような事が息子SRにできるのでしょうか。
我々は勘違いしていたのです。
息子SRの中退理由が、水産系高校のハードな訓練を伴った体力的な厳しさや、専門性が合わなかった為に続かなかったのだと勝手に解釈していたのです。
実際は過去の記事でもお判りのように、息子SRは人とのコミュニケーションや集団生活ができないことが根底にあるのです。
これが克服できないといくら科目の違う高校に合格しても、通学を継続することができないのです。
このことを当時は気がついていなかったというか、安易に考えていたというか、迂闊というか呑気というか、何とも釈然としない気持ちだったように記憶しています。
再度高校へ行くという目標を立てることによって、目の前の問題を先送りにしていたのかも知れません。気休めですよね。
そして当然の如くまたまた私は一人で、県外のその高校へ下見に行きました。
一校は全寮制で、もう一校は自宅通学や下宿といったことでしたが、内容的には下調べとはかなり差があるように思いました。
全寮制の方は、息子SRタイプの生徒がいるような雰囲気もあり、また教師の説明にもそういった内容が含まれていました。
もう一校は、全く普通の高校で我々の得た情報が古かったのか、間違いなのか、到底息子SRにはそぐわないと感じました。
親バカにも程がありますよね、無謀にも両校とも受験したのです。
結果は当たり前というか、当然両校とも不合格です。
この結果を受けて親子共々気落ちしたことは否めません。
でも息子SRはそれ程では無かったような感じでしたね。自分では分かっていたのでしょうか。
そうこうしている時、元の水産系高校の担任だった先生から連絡がありました。時期的には、2月後半から3月頃のことですね。
受験の方はどうだったのか?と。
もちろん不合格だったことを伝えました。
そうしたら、“であれば高校へ行く意思があれば定時制へ進むという道があるよ”との提案がありました。
そして定員割れのため2次募集をしているとの事でした。
定時制高校は地元の市内に有り、全日制に比べ通学や精神的負担は軽くて済みます。
親としてもアレヤコレヤでかなり疲れた状況下に有りましたので、本人さえ良ければと息子SRに伝えたところ肯定的です。
いつものことですが自分の意思がありません。
定時制は単位制のため、以前行っていた高校の実績を継続してカウントできるとのことです。
これは有難かったですね。
といった経過を経て息子SRは最終(この時点での)的に、定時制高校に通うことになったのです。
後日入試があり、これには合格しましたよ!!
今回はこれで終わりです。
最期までご覧いただきありがとうございます。
次回は、定時制高校に通学する息子SRについて書いていこうと思います。