ノンキーオヤジの 人それぞれ ・ 人生いろいろ

そうか!息子は発達障害だったのか !? 親子の葛藤 と顛末記

晴天の霹靂・家族を襲った大事件

ドクターショッピングを繰り返す息子に何が起こったのか?

こんにちはノンキーです。 

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いよいよ我々家族のドクターショッピングが始まったわけですが、時期は2005年頃ですね。

最初の心療内科を皮切りに→もう一方の紹介された心療内科→大学病院→他県の専門病院など数軒のお医者さんの診断を受けてきました。

しかし、何処もこれといった的確な診断は無かったように記憶しています。

大体同じような基準に照らし合わせて診断したり、また前に通院していた医者の処方薬を聞いたりで、オリジナリティ性がありません。

結局、息子SRの元気が無いという症状だけで判断して、診断名は“うつ病” とかになってしまいます。

そうなると処方薬はうつを改善する△△系のたくさんある中の一つを見繕って出すということになるのです。

対症療法でも良いのですが、根本原因を掴んでいない限り、これでは目の前の症状さえ改善できないのです。

余計悪化方向になっています。

 

こんな折り私は感じた事があります。

いかに心療内科の開業医が多いのかと。そして多くの通院している患者さんが待合室で順番を待っているのです。予約制で無い限り、1時間待ちは普通ですね。

そして待合室の雰囲気は“推して知るべし”です。

 

次から次へと呼ばれて診察室へ入っていきます。

一人あたりの時間が3、4分で出てきます。初診の時はもっと長く時間をかけるのでしょうが、2回目以降はそんなものです。

もし初診で正しい診断ができなかった場合、そんな短時間で診断結果の軌道修正ができるのか?と思います。

素人の私が言うのは筋違いですが、息子SRのこれからも続くドクターショッピングの経過を見てそう感じました。

主治医は患者さんの投薬後の症状を聞いて、ほとんどといっていいほどこう言います。“もうしばらくこのまま様子を見ましょう” と。

改善の兆しが見えてる場合は良いのですが、息子SRのような場合でもそう言います。次の手が中々見つかりません。

 

息子SRの日々の生活ぶりはどうなっているのでしょう。

留年が決まった学校へは相変わらず行かない日のほうが多いです、

親は半分諦め気味で以前のようにうるさく言いません。
むしろお医者さんから“うつ病”なんて病名を貰ったため、それが気休めになっていたのかも知れません。

毎日だらだらと、引きこもりと時々の外出、そして家庭でわがままを言っています。

この時、息子SRは既に携帯電話を所持していました。携帯電話を持つことは時代の先端を行っている感じでしたかね。こんな事には敏感なんです。そして夜な夜な、日中もどこかへ電話をしているんです。
今みたいにパケ放題、かけ放題の時代では有りません。この頃ドコモの上得意様になったのです。

笑い事では済まされません、通信費だけで何万円にもなるんです。

家計直撃です。こんな事は20歳近くもなれば、親が注意するまでもなく本人の自覚で修正できる範囲の事でしょう。それが息子SRにはできません。全く反省も改善の欠片も無いのです。

これでは親子関係は大揉めに揉めます。
金銭で親子が揉めたくは無いのですが、今回は限界を超えています。
私は厳しく息子SRを叱責しました。この頃の私の叱り方に常軌を逸したものが有ったのかも知れません。 

そんなある日の事です

仕事中に妻から携帯に緊急電話が入ってきました。
K察が来ている” それも息子目当てに。

そうです、大事件が起きた(起こした)のです。

息子SRを任意で連れて行くと言うのです。

のんびり屋の私もさすがに慌てましたよ、何かの間違いだろうと。
何か事件に巻き込まれたに違いないと思いましたね。

できるだけ早く仕事を済ませ帰宅しましたが、その時には息子SRも妻も家には居ませんでした。K察に行ったのか?と思いました。

何が起きたのか詳しくは分かりません。私はその足でK察へ向かいました。

待つこと数十分、担当官が出てきて、その方曰く “--------------”と言うことでした。
内容はここでは詳しくは書きませんが、いずれどこかの時点で書くかも知れません。

我が息子がこんな事をしでかしたのか!と思うと本当に情けなく、やり切れない気持になったものです。人生で初めて味わった気持でしたね。

 

次回以降はどのような顛末になっていったのかを書いて行こうと思います。

ではまた宜しくお願いいたします。 

 

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