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そうか!息子は発達障害だったのか !? 親子の葛藤 と顛末記

息子にとって非常に高い高卒の壁

事件の顛末と新天地での生活の始まり

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こんにちはノンキーです。

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さて思いもよらぬ事件が勃発してからのその後です。

その事件が起きたのは息子SRが20歳になる2ヶ月前でした。
あまり詳しく書くことは出来ないのですが、おおよその内容が推測で出来ることぐらいは書いてみようと思います。
 
ある友達関係とのトラブルですね、それも金銭に関することです。
本人が全く悪いわけでは無く、その付き合っていた友人というより単なる知り合い程度の相手に利用されたということでしょうか。
この事は後日判明したことですので、当初は息子SRが全面的に悪者になっていました。
そしてK察に勾留されて調べられた挙げ句、しばらくは帰って来れませんでした。
息子SRにも全く責任が無いわけではなかったため、それなりの処分が下ったわけですが、それまでの間、関係機関による調査なり、本人の観察なりが行われましたが、息子SRに関しては病的とか障がいといった見解は一切ありませんでした。
 
我々両親は、この出来事の後仕舞いに東奔西走したものでした。
当然仕事を抱えていますから、その合間を縫っての対応でしたので毎日が辛く、苦労の連続でしたね。
 
一方息子SRは、約1ヶ月の時間をそれなりの所?で過ごした訳ですが、帰って来てからもやはりこういった事件は、学校としても問題視しているわけです。
 
学校や先生方に多大なご迷惑をお掛けした訳ですから通常通りお世話になる訳にもいきません。
ましてやそれまでに真面目に通学しているでも無く、担任の先生には非常な負担をお掛けして来たことですし、親としてはこの際、退学届を出すことにしたのです。
学校側は特に引き止めることもせず、こちらの希望した通り受理しました。
当然のことですよね。
 
息子SRは既に20歳になっています。世間的には親の保護もこれまでです。自立の道を歩まねばなりません。
その為にはやはり当初の目標である高卒の資格は是非とも欲しいものです。
しかしそれも今となっては、叶わぬ夢と言うしかありません。
この時点で学校関係者とのつながりは全て失ってしまったのです。
 
さてこれからどうしたものか、息子SRの将来はどうなるのだろうか。
心配は募る一方です。
私は親として、この事をきっかけに息子SRの生活が変わってくれる事を望みました。
 
 
ところで、私自身のことになりますが、この当時私は社命で転勤しており単身赴任中でした。
この一連の出来事はその時に起こった事件なのです。
幸いにも時間的にはそんなに遠くでは無いため、行ったり来たりしながら対応することができましたが、内心は相当なストレスを抱えて日々過ごしたものです。
 
ある日、会社での健康診断の検査で“潜血有り”で引っかかり、精密検査を言い渡されました。
結果は大腸ポリープができており早速除去しましたが、原因はストレスと食生活が原因?と推測できました。
 
この事がきっかけで、妻と息子SR共に私の勤務先で一緒に生活しようということになりました。妻は私の健康管理が目的ですね。
 

再三再四の高校挑戦と新天地での生活

息子に対しては再度高卒資格取得に挑戦するか否かですが、相変わらず自分自身の考えが定まらないのか、流れ任せでそれを目指すという事になりました。
 
またまた段取りと手続きをしなければなりません。これが予想以上に大変なのです。
先ず学校の選定です。
本人の適性からいって、通信制高校に決めました。
たまたま現地には公立の通信制があり、単位制のため毎日通学の必要はありませんが送付されてくるレポートの提出があります。そして週に2,3日の通学が必要です。転入という形で割とスムーズに入ることができました。
 
次に元の高校からの引き継ぎを行うため、取得単位を記載した引き継ぎ書類を作って貰わねばなりません。これ気分的にちょっと嫌ですよね。
そして、保証人も必要ですので親戚にお願いしました。
 
そんなこんなで何とか期日に間に合い、息子SRは高卒資格取得のため、再々出発をすることになったのです。
 
そうそう言い忘れるところでしたが、引越し先でも息子SRは引き続き心療内科へ通院して、投薬を継続することになるのです。
この時息子SRは20歳代、私は現役のサラリーマンです。
心機一転、親子3人新天地での生活が始まります。
 
そして今度こそは目標達成のため真面目にやってくれるだろうという強い親の願いもあります。
 
しかし事はそううまくは運ばなかったのです。
なんででしょうね?
事の責任や原因はやはり息子SRにあるんでしょうかね。
 
次回からは、引越し先での生活について書いていこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。