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そうか!息子は発達障害だったのか !? 親子の葛藤 と顛末記

息子の誕生と今思えば気になる?行為

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私は30歳で結婚、妻は31歳でした。

 今であれば普通ですかね、当時は周りはもっと早く結婚していました。
 
息子が産まれたのは1983年、私が34歳の時で、3000グラム超のやや大きめの出産でした。
 
名前を仮にSRとします。
 
吸引分娩で頭の形が少し細長く、これ治るんかな?といった感じでしたが、1歳もならないうちに普通になりました。

歩き始めるのは早く、1歳前だったと思います。
 
 
夫婦ともに実家が遠いので、妻は仕事を辞め子育てに専念することにしました。
 
私といえば、残業が多く定時退社は送別会や忘年会位で、帰宅の多くは夜9時から10時、徹夜の時もありました。
 
産まれたばかりの幼児のめんどうは妻にまかせっきりで、良くて土・日にかまってやれる程度でしたし、それも日頃の疲労蓄積で半寝状態です。不真面目ですね。
 
現在もほぼ同じような環境で子育てをされているご家庭は多いと思います。
いやもっと厳しい状況のご家庭もあることでしょう。
 
 
 
1歳くらいのある日、妻がSR君に注意をしています。
何度も何度も繰り返し同じ注意をしています。
 
 
“SRちゃん、シロ(飼い猫の名前)の毛を掴んではダメよ。引っ張ってはいけないよ”と何度も言っています。
もちろん言葉は理解できないので、言うだけでなく、その場を引き離すのですがまた寄って行きます。
 
座り込んでる猫の耳や背中の毛を掴んでは引っ張りを何度も繰り返しているんです。
毛が抜けて手に付く位強くです。
 
猫はというと嫌がるでもなく、反抗的でもなくジッとしています。
 
これが結構長く続くんですよね。
猫も猫ですが、嫌がるでもなくジッとしている。何ででしょうね。
 
ついに妻はSR君を抱きかかえて猫から離しました。
 
この光景を見ても、当時はいや今でも、全く違和感を感じないかもしれません。むしろ微笑ましく思えるでしょう。些細な出来事ですよね。
 
余談ですが、それからどのくらいでしたか猫のシロは家出しました。
 
新聞に広告を入れたり、それを見た人からの電話を頼りに探しましたが見つからず。
そうこうしている内、1ヶ月位経った頃傷だらけで帰って来ました。
 
妻は大いに喜び、怪我を見てさっそく獣医のところへ連れて行き治療をしましたが、まもなくそれが元で死にました。
 
可愛がっていたペットが死ぬってのはつらく寂しいですね。
 
猫シロの生涯の話はともかく、SR君の行動をどのように捉えますか?
まあ幼児であれば、普通の行動の範囲でしょうかね。
 
当時の私の感じ方も、手に猫の毛が付着して”不衛生だな!”位ですよ。
 
現在であればどう感じるでしょう。
産まれてから初めての目立った行為ですので当時と同じでしょうね。
 
こういうの現在の情報をもってしても、何のサインでも兆候でもありませんよね。
 
 
私といえば、朝早く家を出て帰りは遅く深夜に帰ることもあり、子育てのほとんどは妻任せ。
休日は疲れて居眠りが多いという相変わらずの生活ぶりです。
 
ダメですね。
 
 
ということで、SR君の生後間もない幼少期の、今思えば気になる出来事でした。